2012年3月14日水曜日

First anniversary of the deadly earthquake

東北地方太平洋沖地震から一年経った今なお、被災地では復旧、復興に向けて多くの方々が苦労されていることと思います。

3 月 12 日(月曜)、トロントでは、日本人医療関係者や研究者有志により、昨年に引き続いてチャリティイベント
(Food Sale)が開催されました。カレー、牛丼から豚角煮、つくねまで。皆さんスゴイ料理の腕前でした。


March Break (春休み)期間中のため人出は少なめでしたが、たくさんの善意を頂きました。
売上金・寄付金は、赤十字社を通して復興に使われる予定です。

一刻も早い復興は皆の願いですが、現実には、がれきの受け入れ問題などの物理的問題や、
雇用の減少に伴う若者の流出問題、遊び盛りの子供たちに対する放射性物質の不安など多くの問題があるため、
地震が起こる前と同じように道路が整備され、住宅ができたとしても、それだけでは復興とはいえない、
というジレンマもあるでしょう。被災された方々の平穏な日常を取り戻すため、日本政府や地方自治体が
もっとまとまって迅速に支援行動して欲しいと願っています。

また、忘れてはいけないのは、自然災害は日本だけでなく、世界各地で起きているということです。
巨大地震の後、日本は世界各国から多大な援助、声援を受けました。復旧、復興に時間が掛かるのは仕方がありませんが、
いつまで経っても自国のことしか考えられないのなら、援助、声援を頂いた世界の国々に対してモラルを問われるでしょう。

やや話が逸れましたが、海外に住んでいるとそういう点も少々気になります。


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